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ひぐらしのなく頃に

『ひぐらしのなく頃に』『ひぐらしのなく頃に解』を視聴した。
大ブームを巻き起こしていたこの作品だが、
何故か私は、今まで視聴できずにいた。

いつもの事だが、流行している物に、すぐに乗れないところがあるのである。

しかし私は、基本的にどんな作品も見れば入り込んでしまい、その世界に夢中になる性質がある。
今回も例外ではなかった。


ネタバレは出来るだけ避けて感想を書きたく思う、が少し出ると思うので、注意してください。

私はどこから知ったのかはもう覚えていないが、
ひぐらしの世界の『仕組み』については知っていた。
何故狂気じみた事が起きるのか、黒幕が何なのかまでは知らず見始めた。
この世界の仕組みを知っていたのは良かったようで、
登場人物達の行動や言動を注意深く読み取ることができたのではないかと考える。

ここからは単純な感想を記す
まず私は『ひぐらしのなく頃に』の世界観や話の展開を誤解している事があった。
それは見始めてすぐに理解し、簡単にのめり込んでしまった。

見ているうちにどんどん悲劇は起こり、話全体を面白いと感じつつも、なんと悲しい話だろうかと思った。
後半にすすむにつれ、話はどんどん友情の物語となる。

視聴する前は、何故これ程までにひぐらしが評価されたのかわからなかったが、
なるほど、これは奥深いメッセージ性がとても詰まっている。
ミステリー(?)としてもかなり面白く、ノベルの世界での高評価の理由もよくわかった。(原作はやっていないが)

しかし、『ひぐらしのなく頃に』を、私のように予備知識なく見た人は、この世界観や、秘密を知ることなく、見るのをやめてしまうのではないだろうかと思った。
何故なら、単純に、あまりにも残酷な表現、悲しい結末、そして何故かパラレルしていく世界。
更にこの答え合わせは、『ひぐらしのなく頃に解』にならないとわからない。
この残酷性や異常性が「何故なのか」と興味を持てた人だけが、楽しめるのかもしれない。
また、私は、何故そうなったのかを考え、『ひぐらしのなく頃に』の後半で話がリンクし、
裏が見えた時に、ある程度の推理が当たっていた事が非常に面白かった。

自分用に感想文として書いているので、支離滅裂だが、
評価は大変面白い作品だったと伝わってくれればいいと思う。

また『解』ではミステリー性は無く、ひぐらしの世界の全貌がわかることになる。
『ひぐらしのなく頃に』と『ひぐらしのなく頃に解』は、同じ話なのに、全く別のものだと感じた。

『解』のラストは異常に熱かった。震えた。


と、いうか、これって壮大な勘違いサクセスストーリーだよね。
色んな視点で物を見ようって、物語的にもシステム的にも語ってたんじゃないかな。
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